金田一温泉の<きたぐに旅舘>の岩風呂で、格子戸が艶っぽい(!?)お湯に浸る

 まあちゃんの体調と相談しながら、姐さんは一泊二日の休暇で息抜きしています。
 今回は奥中山高原から<いわて銀河鉄道>で、約40分の金田一(きんたいち)温泉に行ってきました。金田一温泉行きはこれで3回目。最初は昨年の5月、2回目はまあちゃんが二戸の病院に入院中の2ヵ月前。そして今回。最初の2回は日帰り温泉だったので、泊まったのは今回がはじめてになります。
 金田一温泉街には現在、5軒のお宿があります。そのうち3軒にお世話になったので、今年は無理でも来年中に残り2軒のお湯を訪ねられれば、と変な記録作りに燃えている姐さんです。
 今回、宿泊したお宿は<きたぐに旅館>。昭和40年代の創業と女将さんが言っていました。

 このお宿の<ウリ>は作家の三浦哲郎氏(故人)と親戚関係にあり、作品にオーナーも登場しているとのこと。三浦氏の作品は映像で見た程度ですが、今度読んでみようと思いました。ともかくホールいっぱいに彼の作品に関することが置いてありましたから。ほかにここの<ウリ>は、カモ鍋と馬肉鍋。こちらはパス。予約時に食べられない食品(鶏肉類)を伝えておきました。これは大事なことかも知れません。残したらもったいないですし、代用品を用意してくれるか、お宿の誠意がわかりますもの。

 昭和の半ばまでは、けっこう栄えていた温泉街ですが、今はシーンとしていました。建物はどこのお宿も広いです。昔は栄えていた名残ですね。なぜ、衰退したか。ボコボコ高温の硫黄泉が吹き出している、八幡平など山場の温泉の人気が高まったからとか。ここの金田一温泉は源泉の温度が低く、沸かし湯なのです。それだけ経費がかかりますよね。ぬるめですが無色無臭の<アルカリ精低温泉>のお湯はやわらかく、肌がすべすべになり、いいお湯です。熱めのお湯だとすぐに酔ってしまう姐さんでも、ここでは長湯ができるので、ゆっくりと浸かって身体の芯まで温まります。
 ただ、ひとつ気になったのは、八幡平のお宿も同じでしたが、階段が急なのに手すりがついていないこと。古木を使った堅い木は、掃除が行き届き、艶があり滑りますから年寄りには危険な気がしました。足腰を鍛えればいいのですけどね。

 ひとりで泊まって寂しくないかって? 何をしているのって? ちっとも寂しくなんかありませんよ。姐さんは大学時代からひとり旅派。ひとり旅のほうが地元の人との出会いがあるんですよ。今回も<銀河鉄道>の中でおもしろい出会いがありました。この話しは近い内にアップしますね。お宿ではひとりで食事をし、呑んでいると、どこかのじいさんに「ここさきて、一緒に呑んだら?」って話しかけられたりしますが、ていねいにお断りをしちゃいます。だって、部屋で本を読んだり、ブエノスのお弟子さんに手紙を書いたり、早く寝て、のんびりできる幸せを噛みしめるためのひとり旅ですから。
 
画像

(画像上)5~6人入ればいっぱいのお風呂場だが、岩風呂でなかなか趣がある。特にかつて多くの家で見られた<格子戸>が窓と男湯との境に使われている。男湯から話し声が木霊のように響き、素朴な温泉の中に、艶ぽさもちょっと感じられる。この日の女性客は姐さんひとりで、のんびりお湯に入れた

画像

(画像上)お部屋は6畳でひとりでは広め。案内されて入室した瞬間の印象は「時代がかったお部屋だな」。部屋の隅に置いてある<衣桁いこう>が、実家の亡き父を思い出させた。トイレと洗面所は廊下の先でちょっと不便

画像

(画像上)料理は出来合いのものが多いけど盛りだくさん。美味しかったのは<ウドのたまり漬け>。お酒はノーチョイスで地元酒の<南部美人>。ぬる燗で2合頂きました……。1泊2食付きで8500円。今まで行った温泉宿の中ではお安い

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 9

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
ナイス ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

ビオレタ
2013年12月27日 21:27

なんじゃ、なんじゃ温泉かよ?

ちゃっかり休養してるではないですか?
姉さん疲れてるやろな?と、心配してたのに。
でも、一人旅楽しんでて本当は安心しましたよ。

この記事へのトラックバック